普段使うものを収納するためのチェストやブックシェルフなどの家具は、快適な住まいに欠かせない重要なアイテムです。そんな収納家具を選び、効果的に収納する方法についてご紹介します。家具の選び方と収納方法を知っておけば、生活空間がより快適になります!

片付けは不得意中の不得意。本当に苦手。
家具があれば片付けも少し変わるのかなぁ。

子供が遊んだおもちゃを片付けないの。私もどちらかと言えば苦手な分野です。

まず、収納のコツを理解する前に把握しておきたいことがありますので、ゆっくりお付き合いください。よろしくお願いいたします。
今回の目当て
部屋をスッキリとさせる収納のポイントとコツを学ぶ
収納を考える前に普段の持ち物について把握し確認しよう


生活者の人数や入学や進学、独立など人生の変化を節目で区切って、家族それぞれの持ち物や数は大きく変わります。
まず、現在家族や生活者のそれぞれがどれだけの持ち物を持っているか確認してみましょう。

毎日使っているものもあれば、ほとんで使っていないものがあるわ
季節ものも色々とあるわね!
・必要なもの(毎日使うもの)
・不要なもの(ほとんど使っていないもの)

今必要なものは自室に仕舞って、不要なもの思い切って処分して、季節ものは物置や押入れなどにまとめて収納しておかれると、過ごす生活空間がスッキリしますよ。

冷静に考えてみれば確かにそうわね!
住まいの収納場所についても再確認と把握をしよう
急な来客時や大掃除の際に、慌てていろいろなものを押し入れに詰め込んでいませんか?
まず、収納を考える際には、現在の生活空間にどれだけの収納場所があるかを再確認しましょう。もし収納スペースがない場合は、その場所に不要なものがないか、ちゃんと有効活用されているかを確認することが大切です。


住まいの収納場所を見つめ直すことで、
収納できるスペースがより確保できたり、不要な収納家具を購入しなくても良くもなります。
次は収納物の「使用頻度」を確認しよう!
次はステップ!
収納したいものや道具の「使用頻度」を確認することで、より効率よく仕舞うことができます。
家具も物も増やさないことで生活空間がスッキリとしていきますので、この機会にチェックしていきませんか。
関連性を考えて収納すると便利!
たとえば、リビングルームの雑誌は、マガジンラックへ! リモコンはテレビボードへ!
使う場所の近くに置くことで、探す手間も不要になります。

キッチンまわりのアイデアはありますか?

カトラリー類は食器棚の中央の高さ。毎日使用するものは、たったままの姿勢でストレスがないとよいです。調味料は下段でもよさそうですね。ラップはレンジ台のあたりにあると便利!

洗面台がいつもタオルや石鹸やシェーバーなんかで賑やかなんだよなぁ

タオルは洗面台の棚の手前に、女性の化粧品なんかは、洗面台の引き出し上部に仕舞ってもよさそうですね!
使用頻度が低いものや季節のアイテムは納戸へ!
使用頻度が少ないは、物置きや吊り戸棚の上、押入れに保管されると生活空間はスッキリします。
何年も使用していないものは思い切って処分されることもおすすめいたします。
物を仕舞うときの法則を図にしましたので、参考ください

使用頻度の少ないスーツケース、キャンプ用品また、こたつや扇風機など季節限定で使用するものは物置や押入れへ収納されるとよいでしょう。
中くらいのサイズのものは床下収納、大物は屋外倉庫やクローゼットなどで保管されるとよいと思います。
湿度の高い場所の場合は錆の原因にもなりますので、除湿対策も合わせて検討する必要があります。
定位置を決めると、使いたいときに探す手間を省けます!

使用頻度が高いか低いかに関わらず、収納において「定位置を決める」ことは非常に重要です。
定位置が決まっていない場合のデメリット
部屋が散らかる。
使うたびに必要なものを探す時間や手間が発生する。
同じ物を買うことになる。

家族がいると定位置を決めることが難しいの。思うようにならないのよね。

家族会議が必要ですね!
同居する家族にも定位置収納を徹底してもらい、使用後は必ず定位置に戻すような習慣が身につけられるといいですね。
用途に見合った場所を収納場所にされると生活動線のストレスも軽減されるのでお勧めです。
「飾る収納」と「隠す収納」

大好きなフィギュアは収納するより、飾りたい!
アドバイスありませんか?

アイテムによっては、「ディスプレイ」すると、よりあなたらしいお部屋になると思います。
どんなアイテムが「飾る収納」「隠す収納」に向いているのか考えてみましょう。
飾る収納として考えられるもの
大切な食器や調理器具、時計、人形、書籍、レコード など

飾るときに気をつけるポイントってあるのかしら?

飾る際は、
色やトーンを統一させたり
等間隔に並べると
より洗練された印象になります。
インテリアショップや雑貨屋さんなどのお店のディスプレイを参考にしてもよいですね!
収納スペースが確保し辛いお部屋でも、飾ることを意識すると、収納問題が解決しやすくなります
隠す収納として考えられるもの

生活感があるティッシュやトイレットペーパー。ストック品は隠しておく方がスマートですね。

我が家では、扉付きの収納棚に仕舞っているわ。
引き出しに収納するのもお勧めよ。
どうしても隠しにくい場合は、ロールスクリーンなどを天井から吊り下げて目隠ししてるの。
場所別に収納するポイントを確認していきましょう
使うアイテムや収納方法は使用する場所によって違ってくるため、どのように収納するかは状況に応じて変わります。人が集まりやすい場所ごとに収納ポイントを紹介します。

キッチン

キッチンは物が増えやすいの。

流し台の下に収納しすぎない
流し台の下の収納
流し台の下の観音開きの収納は、しゃがまなければ物を取り出せません。深めの引き出しタイプの場合は収納物を積み重ねていく傾向にあります。
使用頻度の多いアイテムは収納しすぎないように注意が必要です。収納する場合は、流し台で使用するざるや洗剤などを入れておくと便利です。
ガスコンロやレンジ周りは「掃除のしやすさ」が大切

キッチンの中でもっとも汚れやすい場所は、ガスやレンジ周りです。掃除がしやすい環境に整えておくことも大切な考え方です。狭くなり感じなキッチンも広く見えます。
鍋やフライパン類は「ラック」を活用して収納スペースの無駄を省こう

鍋やフライパンは、収納場所を取るものです。積み重ねて収納場所に仕舞うこともできますが、できれば垂直に並べることをお勧めします。縦に並べることで、アイテムを簡単に取り出せるようになり、ストレージスペースも大幅に節約できます。壁に取り付けることもおすすめ!
リビング
リビングルーム(居間)は、家族や仲間が団欒を楽しみ、寛ぐ部屋です。この空間も物が多くなりがちです。
リビングにある全てが収まる収納スペースを確保しよう
リビングはみんなが集まる場所のため、他のお部屋より物が散らかりやすくなります。
収納場所は必ず確保しましょう。

「壁掛けシェルフ」と「腰までのキャビネット」は、スペースを圧迫することなく取り入れやすいので、おすすめです。家に幼い子供がいる場合は、おもちゃを収納するスペースも確保することが必要でしょう。
ただし、すべてを収納しようとすると、スペースが収納グッズや家具で一杯になってしまうため、事前に「飾りたいもの」「隠したいもの」を明確にしておくことも大切です。
おもちゃは1ヶ所に収納するべし!

特に子供のおもちゃは、散らかりやすいアイテムです。別々の場所に分散して置くと、散らかった印象を与えることがあるため、1箇所にまとめて定位置を決めて収納すると良いでしょう。場所を決めておくと、来客時にも片付けがしやすくなります。
【超大切!】個人のものを置かないこと!
「リビング」とは、住まいの共有部です。個人的な物を置くと、すぐに物があふれてしまいます。一時的に置かなければならない場合は、個人保管用のケースなどを用意することよいでしょう。
水回り
洗濯機周辺や洗面台などもものが多くなりがち!
トイレ収納の「直置き」は避けましょう!

清潔感とスペースの広さを維持するためにも、お手洗い内に直接ものを置くことはできるだけ避けましょう。もし収納スペースがない場合は、空間に突っ張り棒やボードを使って収納棚を作ってみることをお勧めします。トイレットペーパーなどのアイテムは、カゴやボックスに入れて収納すると良いでしょう。
洗濯機回りは「棚」作りが大切!

洗濯機周りも、収納スペースが少ない場所の一つです。お手洗いと同様に、突っ張り棚を用意することをお勧めします。棚にカゴを置いて、タオルや洗濯用品などを中に収納すると、生活感が出にくくなります。
洗面台のアイテムはシンク下収納を有効活用すべし!

洗面台も、メイクアイテムや生活者の人数が多い場合は、収納が少なく、悩みの種になりやすい場所です。洗面台の場合、歯磨き粉やメイクアイテムなどは手軽に取り出せる「ミラー棚の中」に、シャンプーや日用品などのストック品は「シンク下」に収納すると、必要なものと不要なものが明確に分けられ便利です。
まとめ
収納を考える前に普段の持ち物について把握し確認しよう
住まいの収納場所についても再確認と把握をしよう
収納物の「使用頻度」を確認しよう!
関連性を考えて収納すると便利!
仕舞うときの高さに法則を決めると身体への負担を軽減できる
定位置を決めると、使いたいときに探す手間を省ける
「飾る収納」と「隠す収納」を分けて考える
ガスコンロやレンジ周りは「掃除のしやすさ」が大切にしよう
鍋やフライパン類は「ラック」を活用して収納スペースの無駄を省こう
リビングにある全てが収まる収納スペースを確保しよう
おもちゃは1ヶ所に収納するべし!
トイレ収納の「直置き」は避けましょう!
洗濯機回りは「棚」作りが大切!

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